0312 Gyromancer 4/10
スクウェア・エニックスとPopcapのコラボレーション作品。Steamでの発売日は2009年11月19日。お値段$14.99。僕はセールで、MiniNinjaとパックになったやつを$15で買ったので、単品だと$7.5で購入。ちなみにXBOX LIVE ARCADEでも1200MSPで同日発売されている。公式サイトの説明では、パズルとRPGが融合したまったく新しいRPG、ということである。
以下、SSと感想。
高名な召喚士である主人公は、3匹の召喚獣を連れて行くことが出来る。召喚獣は19種のグラフィックが用意されており、それぞれに名前を変えただけの3種類の召喚獣が存在している。固有のボス等を除けば、敵も同じグラフィックを使用しているので見飽きるのは早い。
こちらは戦闘である、パズルの要素。使役している3匹の召喚獣から1匹を選んで戦わせる。それぞれの召喚獣には属性があり、相反する属性が苦手なため、敵に応じて出す召喚獣を変える必要がある。
縦2マス横2マスの計4つのジェムを時計回りに回転させ、3つ以上が縦横で直列になるとジェムは消滅し、スキルゲージがチャージされていく。ゲージがMAXになるとスキルが発動し、盤上の特定のジェムが光りだす。そのジェムを消滅させれば敵にダメージを与えることが出来る。という流れ。敵がジェムを動かすことは無いが、こちらがジェムを回転させるたびに敵のゲージが溜まっていく。敵のゲージがMAXになると、スキルが発動し盤上の特定のジェムが禍々しいオーラを纏う。そのジェムを指定されたターン内(通常7ターン)に消さなければこちらがダメージを受けるという仕様。
基本的に敵はターン数と自分である。
ワールドマップ(上)とダンジョンマップ(下)。ワールドマップではエンカウントは一切無く、シナリオのチャプター選択のようなもの。ダンジョンマップはワープや障害物といった仕掛けが多く有る。召喚獣は、このダンジョンマップに存在するオブジェクトと接触することで入手できる。
まとめ。パズル部分は敵が干渉してこないので、パズルクエストであった様な理不尽さを感じることはほとんど無い。逆に言えば、敵モンスターはこちらがどう動かそうとスキルゲージを溜めてくるので、回数制限かかった状態でパズルゲームをしているという感じ。いかに敵より早く攻撃をするか、そういうゲームである。
RPG部分。ワールドマップではキャラクターが動いたりすることもなく、ただどのダンジョンに潜るかを選択するだけ(シナリオのみ追従していくのであればそれすらも必要ないと言える)で、ノベルゲームの様で冒険をしているという感覚が全く無い。ダンジョンマップでは、敵はただの骨のアイコンで動きまわっているだけ(たまにフェイントを入れて止まる)、分岐点に居座る敵、遠くにあるスイッチを押さないと消えない障害物とめんどくささの博覧会状態。レベル要素も、主人公が成長するだけでなぜか召喚獣も強くなる。しかも召喚獣が強くなっても、こちらのミスを許容する量が増えるだけという感じ。この要素は必要だったのだろうか。ただ、グラフィックはかなり綺麗。良くも悪くも、この辺りからスクエニ臭がする。
パズル部分はPopcapが作っているだけあって、一定以上の水準なのでそっち目的ならアリ。世界観とかRPG部分等、ゲーム全体で楽しむのは僕には不可能だった。個人的にはこれをやるぐらいならパズルクエストをやっていた方が良いと思う程。$15はグラフィックスやパズルがめちゃくちゃ気に入って買うならば妥当な値段だが、もっとしょぼいグラフィックスで$5ぐらいで売ってたほうが不幸になる人は少なかったのではなかろうか。プレイ時間6時間。