見てて面白そうだったのでSteamで買おうと思ったのだが、検索してもリストに上がってこない。Impulseをはじめとした他のゲームDL販売サイトも同様。Steamで一時期予約購入は出来ていたので、恐らく箱○での日本語版発売が決定していたことが理由だろう。PCで日本語版は出さないクセに英語版の販売差し止めはするのだから、PCゲームをする者としては非常に残念なことである。
嘆いても仕方が無いので、配信を見た感じの印象ということで少し書く。
舞台は2033年、ロシアのモスクワ。地上は核っぽいものに汚染され、凶悪なミュータントが徘徊している。地下に潜ることを余儀なくされた人間は、地下鉄のホームに町を築いて暮らしている。地下にも一部のミュータントはやってくるが、自警団を組織することで何とか持ちこたえている。地上よりは安全なのだ。英語が良く分からないので曖昧な感じだが、大体こんな感じ。
なんとか生活している主人公の下に、Hunterと呼ばれる人物がやってくる。なにやら重大なミッションに出かけるので、俺が帰ってこなければタグ(認識票)をPolisという場所に届けて欲しいという。死亡フラグすげえ。はい、Hunterさん死にました。ということで、Polisまでタグを届けることになった主人公だが・・・。これが大体物語のあらすじ。
このゲームのストーリーと進行はメリハリがある。つまり、自分の行く手を邪魔する相手との撃ち合いと、ミュータントの生息地を潜り抜けるホラーっぽさ。この二つが押し寄せてくる。本編ではほとんどの部分で地下鉄を移動していくわけで、もちろん暗い。この事が、上で書いたメリハリをつけるのに違和感を持たせず、かつ大きな役割を果たしている。
撃ち合い部分では、主に人間のNPCを相手にすることになるが、こちらでは特にスニークアクションっぽさが目立つ。腕には時計と一緒に隠れている度合いを示すメーターがついているし、照明はほとんどのものが破壊可能である。また、彼らは裏を取られないようにあらかじめ罠を仕掛けていたり、地面に落ちているガラスを踏んで音を立ててしまうと敵はこちらを認識もする。サイレンサーをつけた武器であってもマズルフラッシュでこちらの位置を把握したり、なかなか賢い奴である。
ホラーっぽい部分では、映画的な演出が多々ある。数人の味方と背中を守りあって敵の波に耐えたり、真っ暗な中をフラッシュライト1本を頼りに、物音にビビりながら進む。もしくはFPSなのに正面から戦ったのではまともに勝てない敵が出てきて、逃げるしかないという場面もあった。もちろん、こういう場所をワーワー進むと敵に気づかれて大ダメージあるいは即死ということも。
ゲームシステム自体は至って普通のFPS。舞台が近未来なので、武器の大半はどこかで見たことがあるような武器。少し修理した跡が見えたりもして雰囲気が良い。右クリックを押せば照準を覗きこんで撃てるし、グレネードもある。少しRPG要素が入っていて、武器や救急キットを購入出来たりもするがそれほど大きな要素では無い。これはある意味で残念な点かも。
最近の流行っぽく、プレイヤーのHPは数値で管理されず、画面に出る血のエフェクトや心音で何となく分かる。また、寒い場所に出るとガスマスクのレンズが曇ったり、敵に顔面を殴られるとガスマスクにヒビが入ったりする。そういう雰囲気を大切にしてるゲーム。上で説明したストーリーには原作があるので非常に濃いものになっているし、それと映像的な演出が相まって臨場感がこれまでに無いものになっている。
悪い点。FOV(視野角)が狭く、リロードすると画面が全く見えなくなる。(他の配信だと正常だったのでその人のPCの問題かも)また、NPCのAIがかなりおかしく、同じところをウロウロしていたり、全く見えてないはずのプレイヤーを感知して撃ってきたりしていた。プレイしてないので何とも言えないが、一部ミッションの難易度が異常に高いように感じる。特にコンソールでクリア出来るのかな?って思うところもあった。耐久力とかで調節してるのかな。
まとめ。空気感に突出したゲームという印象。迫ってくるミュータントや人間から逃げる主人公になりきってプレイできるゲームでは!恐らく箱○版が日本で発売すればPC版が買えるようになるのでそうなったらやりたいかな。もしくはもっと安くなってから・・・。