2010/05/28

LostPlanet 2

0520 LostPlanet 2 7/10

はいお久しぶり。
ロスプラ2をやったんで4gamerの方に投下しときましたよっと。久々にコンシューマのTPSやったけど面白いね。特にCoopだと最高。

2010/05/06

MortalOnline


0430 MortalOnline OpenBeta 6/10

スウェーデンのStar Vault社が手がける超ハードコアなMMORPG。
クエストのようなものは一切無く、何をするのもプレイヤーの自由というサンドボックスなMMORPG。UOをやったことがある人にはUOのようなゲームと表現すると非常に的を射た例えになる。
そう、このゲームを一言で表すならば夢にまでみた3DのUO!完全スキル制で、PKありシーフあり、ミニマップなんて要らねえ!大体そういう感じ。あっちを取ってもこっちを取っても、どこをつまみ食いしてもハードコア。ハードコア・オブ・ハードコア。

以下、適当に解説と感想。

まずはキャラ作成から。と、思ったらいきなり陰部を露出していらっしゃる。(さすがに画像はこっちで加工してます。)女キャラでもお乳とお毛毛をモロ出し。ちなみにゲーム内でも服を全部脱げばスッポンポンになれる。もちろんノーモザイク。




ゲームでの視点は全てFPS視点。PC、NPCを問わずキャラクターの名前はtabを押した状態でクロスヘア(照準)を合わせないと表示されない。ミニマップどころかコンパスすら用意されておらず、地図はゲーム内アイテムでも恐らく存在しない。甘えは許されない感じがすでに出ている。
ゲーム内には昼夜の概念があり、夜になると何も見えなくなる。光源が無いと本当に何も見えない。部屋の電気を消せばいけると思ったのだが、テクスチャが黒になってしまっているようで、何も分からないフィールドに行くわけにもいかず、街から出れずに途方に暮れた。アイテムのたいまつを使うことである程度の範囲が見えるようになるが、フィールド等で使っているとものすごく目立つのでPKの的になること間違いなし。たいまつを持っていない一般プレイヤーもたいまつを狙ってPKしに来るぐらい目立つ。



ちょっと良く理解出来てないけど。完全スキル制で、1000ptsまでのスキルを自由に割り振ることが出来る。スキルの取得は安価なスキル本をNPCから購入し、本を使用することでスキルを覚え、そのまま時間が経過すれば25程度までは何もしなくても上昇する。途中で読書をキャンセルして、次の本を読むことも出来る。
スキルは非常に細分化されていて、特に生産の素材加工スキルは金は金加工スキル、銀は銀加工スキルというようにそれぞれの素材ごとにスキルが必要になる。この辺りはめんどくさいので少し改善して欲しいところ。
魔法は最初から全て覚えているようだが、使用にはスキルと触媒が必要な模様。しかし、街中のプレイヤーやPKも魔法を唱えているところは見たことが無いので、使いにくいのかもしれない。



戦闘はFPSの近接戦闘の王道を行く仕様。xキーで抜刀状態になり、左クリックで切りつける。オブリビオンやMount&Bladeをやったことがあればすぐに慣れるだろう。さらに、素早く視点を振ると、ブラーがかかって本当に振り向いているような演出もされる。
プレイヤー側の動作は素晴らしいが、雑魚敵が超スピードで逃げていくことが頻繁にある。鯖がEUということでラグかと思っていたが、見ていると外国のプレイヤーでも敵を追いかけ損ねているので、何かしらシステムに問題があるのだと思う。特に高低差のある場所で戦うと、ブタが空中に浮いたままこちらにダメージ与えてくることがあり、反撃が全く出来ないまま死ぬことも。割と深刻なバグなので一刻も早くfixして欲しい。
βテストということもあってか、敵の種類はかなり少ない。僕が見かけたのはブタ、ガゼル、バッファロー風の敵、馬の4種類とPKぐらい。ミノタウルスやダイアウルフというファンタジーっぽい敵もいるようなのだが、移動が手間なのもあってお目にかかっていない。


外国人PKに遭遇したところ。tabをダブルタップすることでターゲッティングでき、右上に名前と相手のフラグ状況が出る。赤色なので既に5人以上殺害しているPK。「give(持ってるものをよこせ)」と言われたが、ゲームを始めた直後だったので何も持っておらず、それを説明すると数発殴られただけで命は助けてもらった。次見かけたらぶっ殺すからな、と素敵な台詞まで頂いた。こういったPK行為は街のようなガード(守衛)に守られているガード圏の外であればいつでも誰でも行える。
一方でシーフはガード圏の中でも盗みを働くことが出来る。銀行を覗いているプレイヤーの背中から近づき、一瞬の隙を突いてバックパックの中のアイテムをかっさらっていく。スキルが低ければプレイヤーに気づかれて、その状態でガードを呼ばれると殺されてしまう。




フィールドの好きな場所に家を建てたり、川を泳いだり、馬に乗ったりという行為がこのゲームでは当たり前に出来る。また、UnrealEngine3を使っているので全体的な挙動もなかなか良い。死体がちょっとゴムっぽい感じになるのはエンジンのせい。上の画像の馬の死体が気持ち悪いのもきっとそのせい。 

まとめ。
僕はUOが初MMOなので非常にとっつき易かった。戦闘も動物の失踪や異次元攻撃がなければ快適なものになると思う。問題はPKやシーフといったハードコアと認識されるのに必要な要素が必要以上に厳しすぎる点。
特にこのゲームの場合は、プレイヤーが少ないにも関わらずPKが街の近くの狩場でキャンプしていたり、入り口が一本道の街で待ち伏せしたりと初心者殺しのことを平気でしているので、始めたばかりのプレイヤーがここで脱落していくことは明らか。システム側で、プレイ時間が一定時間に達するまではPKされないようにしてしまう等の対策が必要と思われる。
シーフのシステムにも不満がある。プレイ人口が少なく、どの街の銀行も非常に狭いことに加え、盗みの発覚で死ぬことによるペナルティが全く無いので、銀行前には95%の確率でシーフがいる。UOではプレイ人口が多く、銀行自体も広かったし、いざとなれば移動魔法で別の街の銀行を利用することも素早く出来たので、その辺りをインスパイアした改善が為されなければ、取引すら厳しい。
現状では、UOを知っている世代は懐かしがって来るかも知れないが、UOを知らない世代を取り込むのは難しい。今のユーザーを取り込むためには新規参入者へ向けて難易度を少し下げる必要がある。そこを開発者が納得出来るかどうかが分かれ目。

一人称視点固定のMMORPG自体が珍しく、完全スキル制かつハードコア仕様という個人的に長生きして欲しい作品だが、現状では大量のバグや敵のバリエーションの少なさ、スキルシステムの粗さやハードコア要素の調整など問題は山積み。もう少し時間をかけて作りこみ、プロモーションをしっかりやればもっと人は増えるかもしれないので、少し時間をおいてまた触ってみたい。プレイ時間20時間程。


書き忘れていたが、このゲームにはパーティシステムなどという甘ったれたシステムは無い。Tabキーを押しながら照準を合わせて味方の体力を管理すべし。ギルドシステムは一応存在しているみたい。

2010/05/04

AilaOnline


0428 AilaOnline 4/10

韓国のSONOV(ソノブイ)社が開発したMMORPG。日本での運営はWeMadeOnlineがサービス提供するGAMEcomが行っている。ゲーム自体は最近よくあるWoWクローン。つまり、クエストが山のように用意されており、それをこなすことで簡単にレベルが上昇していく形のもの。課金形態はアイテム課金を採用している。

以下、画像を交えて特徴等の紹介。


上でも述べたようにいたって普通のWoWクローン。
異なるところがあるとすれば開始時にクラス選択をせず、レベル上昇時にもらえるステータスポイントやスキルポイントを割り振ることで自由なキャラメイクを出来る点。ということらしいが、こういう自由にステータス調節を出来るゲームにありがちな、目標とするプレイスタイルに合わせて特定のステータスだけを強化する、いわゆる極振りキャラでなければまともな戦闘を楽しめない状況になっているのは言うまでもない。スキルも特定の武器を持たなければ使えないものやステータスによる効果修正が大きいものが多いので、自由にキャラが作れるとは言いがたい。
また、レベルを上げるための戦闘をしなければスキルポイントを得られず生産スキルを拡充することができないことと、生産スキルと戦闘スキルで同じスキルポイントを消費することが理由で、生産だけを極めるということも出来ない。この点が元で、キャッチコピーである「生活型」の部分にはかなりの疑問が残る。加えて生産はどれを選んでも素材の消費が非常に多く、次のスキルを覚えるためのスキル本というのを買わなければならないので、大量の資本もなければ高レベルのスキルを覚えることは出来ないように思われる。生産だけで収入が得られるかと思いきやそんなことはなく、全ての生産スキルは採取に途方もない時間をかけなければ黒字になることはない。


装備品には、頭や腕といった通常の部位装備以外に守護石というものが用意されている。能力値向上の面から見ると守護石がメインなので、防具は見た目で選んでしまってもほとんど問題はないのが嬉しい。守護石の合成や強化などもある程度なら非課金で出来るので、普通に遊ぶ分にはそれほど困ることはない。


シグネットという特殊な魔法をかけてもらった状態で敵を倒すと、カオスゲージというのが溜まっていく。このカオスゲージは各エリアごとに用意されているもので、これが100%になるとそのエリアは一時的にPvPエリアとなる。エリアごとに設定された適正レベルであれば、100%になった時点で参加の意思を問うダイアログがポップアップする。参加表明することでランダムに3陣営のどれかに振り分けられ、ライフストーンというオブジェクトを取り合うPvP戦へ身を投じることになる。
PvPに親しみがない人も気軽に参加でき、上手に立ち回ればXPを大量にもらえる良システム。ギルド等に所属する必要がなく、ソロでも参加できるのでかなりやりやすかった。
カオスタイム突入時にパーティを組んでいるのに、パーティメンバーと別々のチームに振り分けられるのは少し残念。



ゲームシステムで放置釣りが許容されているので、町の水辺にはいつでも大量の人が居る。これだけ居てもプレイにはまったく支障をきたさない(ラグが起きない)のはなかなか凄い気がするがどうなのだろうか。結構頻繁に鯖落ち(鯖再起?)はしているが・・・。

総括。そこら辺にあるアイテム課金MMOと大差無し。課金アイテムの値段は比較的良心的だが、鞄拡張と騎乗動物がほぼ必須で、続けてプレイするなら月に500円程度は必要。
特に目新しい要素はないが、MMOを探している人が多かった時期だったのか人口がそこそこ多いのが強みになるかもしれない。後はこれからの運営次第で、こういうスタイルには飽き飽きしている人も多いのでどうなることやらという感じ。やるなら今の内。プレイ時間十数時間か二十時間超えてるかも。