2011/10/29

Battlefield 3

11/10/25 Battlefield 3
世界的タイトル、Battlefieldシリーズ久々のナンバリングタイトル第3弾。
32v32の64人対戦という大規模なマルチプレイを特色とした現代戦FPS。
搭乗できる乗り物が車・戦車だけでなくヘリやボートまで至る点も人気の理由。

■進行状況
シングルプレイをNormalで全クリア(5時間程度)。
マルチプレイを15時間ほど。
BF1942、BF2は体験版を遊んだ後、パッケージを買ったがどちらもすぐ飽きた。
BF2142、BFBC2は体験版のみプレイで購入見送り。
BFV、BFHあたりは未プレイ。


・グラフィック
・従来のBFシリーズ(否BC)から若干のカジュアル化(?)
・オブジェクト破壊

・Webを利用したサーバーブラウザ
分隊システム
・ミニマップ
・プレイ中のラグ
・バグ

■総評
グラフィックは◎。
これ以上革新的な進化はしないと思っていたところに感動を呼び起こすほどのグラフィック進化。特に光関係は一見の価値あり。一方で光関係に力入れすぎて太陽に目を向けると眩しさで視界が悪くなるところまで再現されており、マルチプレイをしていると邪魔くさい場合が多い。
ゲーム自体の敷居は下がっており、従来シリーズほど周りを気にしなくてもプレイできる環境になっている。メリット・デメリットがあるが、分隊の誰からでもリスポン出来る点、ゲームを意識したマップのつくりなどが理由。
ダイナミックにオブジェクトが破壊されていく様は他では見ることが出来ず、それだけでも何となく楽しい。建物の中に敵が居た場合、素直に敵に見られているであろう入り口から突入するか、RPGで壁に風穴を開けて奇襲するかという戦法の取捨も随所で見られる。

シングルプレイを含めたゲームの起動は、BF3専用FacebookのようなBattleLogというサイトを通して行う。フレンドのアンロック状況を見れたり、自分のStatsをフレンドと見比べたりするのは楽しいが、肝心のサーバーブラウザはリストの更新頻度が低く、フレンドとパーティを組んでJoinする際には手間取ることが多い。
分隊システムも分隊の脱退は自由だが、加入はランダムなので割りとめんどくさい。Battlelogで事前にパーティを組んでいればフレンドと同じ分隊に参加は出来る模様。(多分) 脱退/加入共に自由に可能。Joinボタンの位置分かりづらい。
ミニマップは画面に対してあまりにも小さく、少しでもマップを引くと何があるのか分からなくなってしまう。マップ表示を大きくすると戦闘に支障をきたす上に至近で表示していた場合はもともと表示されている部分が拡大されるだけで、融通の利かないつくりになっている。
ラグは、北米のping200以下の鯖でやっている(120~200)、もしくは鯖のスペックかも知れないが、巻き戻りが頻発する。また、PlanetSideのように敵を見てから完全に隠れても、隠れた後に弾をもらって死ぬことが多い。
上には書いてないが、各マップのバランスの悪さももはやシリーズ伝統の域で、そういうのが味だと思ってやるしかない。特にMetroやトンネルのマップはどうやっても膠着してしまうので、純粋に撃ち合いと自分の運の無さを楽しむのが吉。
サーバーにjoinする際にエラーが出て起動しないことがあったり、原因不明の強制切断などプレイ以前の問題点も散見される。人によってはイライラする点なので注意が必要。

β時点では様々な不安要素が見られたBF3だが、まあそこそこ満足な出来。
非常に分かりづらく使用感の最低なGUIを始めとした詰めの甘さはとても世界的タイトルの仕上がりとは思えないが、グラフィックは抜群に良く、他では実現出来ない大規模なFPSで、ダイナミックなオブジェクト破壊と並のFPSが3本合体したゲッターロボみたいなBF3は間違いなくプレイする価値がある。 
BF3を購入したら難しいことは考えずにRPG担いで撃ちまくればいいと思う。

シングルプレイもまあまあ面白いがチュートリアルにシナリオが着いている程度のものと思うが吉。

2011/10/23

Dungeon Defenders


11/10/19 Dungeon Defender
TD+ACT+RPG+HnSの夢のようなゲーム。Coopもある。

■進行状況
Normal・Hard全クリア、Insaneは最後の2つのMAPを未クリア。
チャレンジモードを半分程度経験。
使用キャラはモンクLv70(カンスト)、戦士・メイジそこそこ、ハンター全く触らず。
主にフレンドと2人もしくは3人でプレイ。たまに野良。

■Pros
・オンラインCoop搭載
・アクション性
・トレハン要素
・難易度が絶妙
・開発の姿勢

■Cons
・UI
・クラスバランス

■総評
UT3MODからのスタンドアロン化、iPhone/iPad版が先行発売、発売延期連発と(個人的な)不安要素が多かったものの、蓋を開けてみれば素晴らしいゲームだった。
TD+ACT+RPG+HnSのいずれの要素を取っても完成度が高い。特にこのゲームは難易度の設定が絶妙でTDで、頭をひねって省コストで多くの敵を倒すことが求められるし、アクションの腕前も無ければ前線で立ち回ることが出来ない。キャラクターのビルドについて考え、装備を集めなければタワー配置の完成度もアクションの腕前も意味を成さなくなってしまう。逆にこれらが上手く噛み合っていれば全てが相乗し、驚くほどあっさりとステージを攻略出来るようになる。
ところが、これでもクリアできない場合がある。それがオンラインCoopの場。いかに他のプレイヤーと息を合わせるかも非常に重要。
また、運営初日から数日の間トラブルが頻発していたが、即座にパッチを当てるなど対応が迅速で好印象。

不満点は、まずUI。アイテムアイコンがもしもしゲーからの流用なのか、非常に大きい。そのため、倉庫が使い辛い。また、近年の家ゲー良く見るホイール式のショートカットを採用しているためこれまた使い辛い(戦闘中は数字キーで発動できるが、スキル詳細などがそちらからでなければ見れない)。
そして、Coopゲーでこういうのも何だが、クラスバランスはほぼ戦士の一強というアンバランスさ。得手不得手はあるものの、LVcapの場合、戦士のタワー性能が頭一つぬけている。加えて戦士は近接攻撃も強く、穴がほとんど無い。メイジのDeadlyなんとかタワーに貫通を付け、モンクのオーラのダメージ量を1.5倍にし、アーチャーは知らないけどそのぐらいしてもまだ戦士に利があるってぐらい強い。フレンドとやる分には心強いが、野良でやる場合は戦士のタワーが強いのでモンクのオーラを消して戦士のタワーを建てる人が出てくるなど、トラブルが起こりかねない。

まとめ。
期待していなかった割にハマれた神ゲー。上で書いたように完成度が高く、開発者たち自身がこういったジャンルのゲームが好きで作ったという印象。DLCのストアがすでに用意されており、MODにも対応しているので底知れないゲームになっている。友達とやるゲームを探しているならこれを買おう。一人で野良でやるつもりであれば、良いチームにめぐり合えることを祈りながら買おう。15ドルはあまりにもお得。

2011/10/18

ガーディアンヒーローズ

11/10/13 ガーディアンヒーローズ
1996年にセガサターンで発売されたベルトアクション。
XLBAで復刻発売したのでプレイ。

■進行状況
Coopでノーマルのストーリーモードをオリジナルで2週。
それ以外にも何回か途中でゲームオーバー。

■Pros
・様々な独自システム
・オンラインCoop搭載

■Cons
・難易度がやや高い

■総評
攻撃回数/MP消費でEXPを溜めるレベルシステムや、3ライン移動、コマンド入力での技発動など独自システムは今でも新鮮で面白い。
一方で、道中に回復アイテムなどが一切出ない、LvUPを出来ずに居ると詰むなど難易度はやや高め。
お友達と一緒にやると楽しい。

Orcs Must Die! Demo

11/10/11 Orcs Must Die! Demo
■進行状況
TPS+TDな新作のdemo版。
タイトルを見かけるようになってから気にしていた作品。

■Pros
・軽快な操作

■Cons
・TD要素が薄い

■総評
XBLAとのマルチタイトルであるにも関わらず、操作はかなりPCに最適化されてる印象。
迫ってくるオークを打ち倒すだけで割りと楽しい反面、TDの要素はかなり限られている。
取得できるリソースを増やし、もっとしっかりと要塞を作れるようにして欲しかった。
もしくはオンラインCoopでもあれば買ったかな。

2011/10/14

Wizardry Online

11/10/07 Wizardry Online

■進行状況
シーフLv9、ファイターLv7

■Pros
・高難易度
・アクション性

■Cons
・UI
・バランス

■総評
高難易度かつアクション性が高いのは好みなのでそこそこ評価。
しかし、(日本開発のMMORPGは全てそうだが)インターフェースがクソ。
GUIは他のMMOを研究しているのかそこそこだが、ショートカット、特に仲間を選択するキーボードショートカットが無かったり、ショートカットバーに割り当てるキーバインドを任意に変更できなかったりと基本的な部分で不満が多い。
ゲーム内容では敵のリスポーン速度が異常に早いことや、ゲームシステム上キャラ消失が起こる=セカンドキャラ育成がほぼ必須、にも関わらず成長速度が遅く調整されていることなどが不満点として挙げられる。

まとめ。
UIの不備、思いつきで入れた要素のバランス調整不足などを満載した、日本製MMO(だよね?)の典型。
これよりマシなチョンゲーは山ほどある。

Ace Combat Assault Horizon

11/10/13 Ace Combat Assault Horizon
■進行状況
シングルで難易度Normalのキャンペーンを1周。
Coopミッションを数回。
対戦はやらず。やる予定もない。
総プレイ時間は8時間程度。(キャンペーンクリアで7時間)

■Pros
・ドッグファイトモード
・KillCam

■Cons
・新機能に頼りすぎ
・FPSな部分
・協力感の薄いcoop

■総評
ドッグファイトモード(以下DFM)は臨場感があり非常に良い。従来のエースコンバットシリーズでの打ち合いが地味に思えるほど。
敵を倒したときに出てくる敵の残骸と、それを映し出すKillCamは自分の成果を確認するのに役立ち、爽快感も与えてくれる。

不満。DFMは確かに良いのだが、それに頼りすぎている感じが否めない。キャンペーン後半はほとんどDFMを使わないと倒せないし、もっと言えばカウンターマニューバを使わなければDFMに入ることすら困難、使用しなければめんどくさい戦闘になる。もう少しプレイヤーに自由度を与えてほしかった。
DFMの強要を始めとして、上記のようなカウンターマニューバが事実上必須になっている点、操縦したくも無いヘリをやらされる点、唐突に挿入されるヘリの銃座での地上掃討などプレイヤーへ新機能をやってくれといわんばかりに押し付けてくる。こちらも上の項目同様に同じ作戦内でプレイヤーがどの乗り物を使うか選べるようにする等の対処が欲しい。
Coop。味方の位置が画面内に常に表示されているのでどっちに居るのかは分かるが、エースコンバットのゲーム特性上、何をしているのかがまったく分からない。一応、同じ敵に対してDFMをすると、味方が狙っている場所が見えるようになるが、それだけ。

まとめ。
ゲームとしてはまあまあ面白いが、エースコンバットかというとちょっと違うかなという気も。何より音楽のインパクトが薄く、シリーズ特有の終盤に向けてよく分からないけど盛り上がる感じがない。
ナンバリングタイトルで無いことからも実験的な作品であること分かるし、新要素が幅広さの割りに底が浅い感じも、どれが受け入れられるのかを試そうとしている部分があるように思う。
この作品が面白すぎてハマってしまうって人は少なそうなのでスルーがお勧め。それなりに売れればもっとブラッシュアップされたACAH2とかが出そうなんでそっち待ちで良いかも。
途中でヘリ銃座が出てきてFPSになるのはほんとに意味が分からない。

2011/10/05

Gears of War 3

11/09/22 Gears of War 3

■進行状況
フレンドと難易度:Hardcoreでキャンペーンを1周。
HordeをWave50まで、BeastをWave12まで(両方ともNormal)。Beastは複数周。
対戦は未プレイ。

■Pros
・従来のプレイフィールを維持
・Horde、Beastの新しい試み
・マルチプレイの気軽さ

■Cons
・キャンペーンを取り巻く環境
・やりこみ要素の多さ

■総評
まずProsから。
GoWシリーズの従来のプレイフィールを維持。カバーリングを初めとして、これがギアーズというものは一通り揃っており、シリーズ作としては文句無い品質を維持している。
HordeではGoW2のように敵が迫ってくるのを撃ち倒すのに加えて建築の要素がプラス。建築物を建てるためのスキルのレベルを次のプレイに引き継いでいけるため、やり続けることで選択肢が大きく増える様になっている。設置場所が固定だったり、最初の内はほとんど無駄金を使わなければいけないが、その分スキルが成長していくのは楽しいし、ほかの人が見たことのない建物を建てているのを見ると感動を覚える。
マルチプレイはCoopやHorde、Beastともに簡単で、気軽に参加することが出来る。マッチングに少し時間がかかるのが難。

Cons。
マルチプレイでは環境の改善や、ゲームシステムの大幅な拡張を実現しているが、キャンペーンにおいてはシステムの粗や理不尽さが目立つ。NPCとプレイしている際にダウンした場合、NPCがプレイヤーを起こすことを優先せずに敵と戦い続けることがある点を筆頭に、特定の敵の異常な攻撃力や、終盤の敵ラッシュでの難易度調整の不備、NPCの単独特攻などなど。特に難易度Insaneでは、スタンダードモードでInsaneをやる人いるのかなと思ってしまうレベル。
次にやりこみ要素の多さ。XBOX360にはデフォルトでソフトごとに実績が用意されているが、GoW3ではそれ以外にゲーム内にリボンやメダルのような細かい実績が設定されている。GoWしかやらない人にはたまらないのかも知れないが、ほかのゲームにも手を出したい人にとっては煩わしいほどの量。また、コンプリートしようと思ってもベータテストに未参加だと入手できないメダルがあるなど不満も出そうな内容。

まとめ。
Gears of Warをやりたかった人にとっては間違いなく買いの一作。キャンペーンが面白いFPSを探しているんのであれば別のゲームを探すことをお勧め。ただ、HordeやBeastは間違いなく面白いし、一緒にやるフレンドがいるのであれば尚更。キャンペーンのCoopも4人までプレイ可能なものはあまり見ないので、そのあたりが目的ならアリ。高い難易度をやる場合はコントローラーでの操作が上手い人が身内にいないと辛いかも。