「共闘」がテーマのハンティングアクション。
最大4人までCoop可能。プラットフォームはVita。
■進行状況
プレイ時間30時間程度。
シングルはモルガン・ル・フェを倒すまで。
マルチは断罪の章ぐらいまで。
●ダークな世界観
●ボスの意外性
●大技が多い
●武器(供物)入手の仕組み
●マルチプレイの配慮
■総評
雰囲気は良し。 モンスター、フィールド共に禍々しさが出ていて素晴らしい。
すべてのモンスターは独自の解釈で作られていて、それだけで新たに挑むボスへの楽しみがある。
プレイヤーそのものを生贄にした強力な魔法や、自らの体を捧げて使用する禁術などは決まると気持ちが良い。
個人個人のランクで 武器入手の可否が決まるのはいただけない。協力プレイでなく、共闘であることへの意識なのだろうが、あまりアクションゲームが上手でない人はいつまで経っても特定の武器が入手できないということが起こりうる。
また、使用する人が多い武器で、他のプレイヤーに影響を与えるものが多い。いわゆる卵やゴーレムの類は着弾地点の近くにいるプレイヤーを吹き飛ばすことになるので、特定の魔法同士の場合はどちらかがまともに機能しない事態に陥るだろう。
戦闘中の使用回数が決まっている供物システムなど挑戦的な部分は多く見られて好印象だが、システムを優先するあまりプレイヤーに苦を強いている部分がある。面白くないとは言わないが、わざわざPSVitaを買ってまでこのゲームを遊ぼうとしている人は、Vitaで出る他ゲームについて検討おいた方が良い。