11.11.24 Orcs Must Die!
TPS+タワーディフェンス
Steamのサンクスギビングセールで安くなっていたので購入
■進行状況
難易度ウォーメイジ(ノーマル)で全ステージクリア。プレイ時間7時間半
安くなっていたDLCも併せて購入したが未使用、未プレイ
●操作性
キビキビとした動きで軽快
●武器/トラップのバリエーション
この手のゲームにしては豊富、かつギミックも細かい
●アクション偏重
攻略の要がTDよりアクション(TPS)に偏っている
●TDとしての配慮の欠如
次のWaveはどこから来るのか、何が来るのかの表示が無い
■総評
demoをプレイして買わないと判断したゲームだったが、Steamのセールで驚くほど安くなったので購入。
操作性はマルチプラットフォームのゲームとしてはかなり快適で、 いろんな意味でサクサクとゲームが進行していくのでプレイフィールは良い。武器やトラップはマップをクリアするごとに手に入るようになっており、「次のマップで使おう」とか「次は何が来るのか」と思わされる仕組みになっている。
ここまでは非常に良いのだが、肝心のトラップが弱い。ほぼ全てのトラップはクールダウンが長く、威力も十分でない。組み合わせるにも時間とコストがかかるので、完成するのはほとんどラストウェーブ。それまでは、敵がトラップに入る前に魔法や弓で数を減らし、おいしいところを「トラップさんお願いします!」と献上する。それでもトラップで殺しきれなかった敵を倒すために、プレイヤーが走りまわる。
これだけならまだいいが、バリケードによるルート制限が有効な場合と有効でない場合がある(理由は不明)、大型モンスターの登場が通知されない、敵が来る扉が分からない、などTDを構成する要素の多くでプレイヤーに対してフェアでない部分が目立つ。
以上を踏まえた上でこのゲームを一言で表すと、「トラップの太鼓持ちゲー」。個人的にはcrosshairと実際に弾が飛んでいく場所のズレでフラストレーションが溜まるイライラゲー。スカル5個(ステージクリア時の最高評価、5つ星)を目指すことも、ナイトメア(難易度ハード)をやることも無いと思う。DLC込みで5ドル強だったので、まあ満足。結構楽しいかも・・・と思うが、他の何かが邪魔をする。巷で言われているほどには面白いと思えない微妙なゲーム。